SIG-KST:知識・技術・技能の伝承支援研究会(人工知能学会 第2種研究会)
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第22回 知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)


第22回 知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)を下記の要領で開催します。

研究者や企業で実務に携わっておられる方など、多くの方々のご参加をお待ちしております。

【日時】

  • 2014年7月23日(水) 14:30-17:15


【場所】


【参加費】

無料 (人工知能学会非会員も無料)

【プログラム】


  • 14:00 受付開始


  • 14:30-14:35 開会挨拶


 要旨:
 本研究では、家庭での予習復習の促進と疑問解消を中心とした講義を行う授業の
 あり方について検討し、その実現に必要なノートシステムの開発を行った。開発し
 たノートシステムでは、教材に対して学生が疑問点をメモとして記入することが可
 能である。2013年度東京大学工学部冬学期の「システム制御工学」に開発したノー
 トシステムを導入したところ、学生の予習による学力向上や、教員による効果的な
 授業運営が可能なことを確認できた。


 要旨:
 宮崎大学医学部附属病院は、2009年の1年間に当院の電子カルテに記録された
 約65000人の患者の個人情報を匿名化し、教育用電子カルテシステムを開発した。
 このシステムを用いて医学部学生へ実際に発生した医療ミス事例の記録を参照させ、
 医療ミスを防止・対応できる実践的知識を獲得させるシミュレーション教育システム
 の開発を行っている。今回は、臨床実習中の学生を対象とした教育結果とともに、
 このシステムの課題を報告する。


  • 15:35-16:05 一般講演3(SIG-KST-2014-01-03)
    • スピードスケート滑走における滑走速度の特徴に関する考察
      • ○高橋佑,香山瑞恵,橋本昌巳,大谷真(信州大),河合季信(筑波大),二上貴夫(東陽テクニカ)
      • 配布資料

 要旨:
 本研究の目的は、スピードスケート動作の可視化による滑走支援環境の探求にある。ここでは、
 滑走軌跡、速度、位置、加速度、腰部内傾角に着目する。これらのデータの時系列変化を可視化し、
 選手にフィードバックすることで、自らの滑走に対する内省支援を試みる。本稿では、可視化された
 データから読み取れる滑走特徴を考察する。また、滑走速度波形における個人差や左右差、競技性
 といった特徴を被験者にフィードバックした内容を示す。


  • 16:05-16:15 休憩


 要旨:
 知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)は2007年に設立されて以来,
 関連する研究講演を100件以上実施してきた.また,2012年からはほぼ毎回
 討論会を実施し,対象とする分野や技術の体系的な整理を試みている.
 本発表では,これまでの研究会活動から得られた知見をまとめ,考察を行う.


  • 16:45-17:15 一般講演5(SIG-KST-2014-01-05)
    • Study of Knowledge Creation and Sharing in an Organization with a Multi-Agent Simulation and a Computer-Aided Human Experiment
      • ○Jie GU, Yu CHEN(東京大)
      • 配布資料(当日のみ)

 要旨:
 A multi-agent simulation is performed to explain how knowledge workers solve problems and achieve
 optimized goals with a freedom of choice on either creating new knowledge (innovation) or acquiring
 shared knowledge (imitation) from others through the social network. The frequencies of these behaviors
 depend on agents’ past experience incorporating reinforcement learning. The research also explores
 the evolution of organizational structure and collective performance based on interactions of agents
 in a complex and dynamic environment. One of the interesting findings indicates that organizational
 collective performance is not monotonically improved by either promoting innovation or encouraging 
 imitation. The simulation is then validated via a computer-aided human experiment with 36 human
 participants. The application of multi-agent simulation together with real human experiment in
 organizational development and knowledge management suggests a new powerful and scientific approach 
 on tackling complexity and uncertainty issues involved in the field of study, especially on the
 advancement of organizational theories. With the developed multi-agent simulation of knowledge
 creation and sharing in an organization, further strategic policies can be designed and tested before 
 execution without sacrificing any scarce cost or introducing undesired risks.


  • 18:00 懇親会(有志のみ、実費)



【発表申し込み】

発表申込〆切:2014年7月2日(水)
原稿提出〆切:2014年7月16日(水)
発表申込・投稿の方法や発表形式については、下記のURLをご参照下さい。
http://www.sigkst.org/index.php?site_id=&page=%C5%EA%B9%C6%B5%AC%C4%F8


【参加申し込み】

下記の内容を記入の上,e-mailにてご送付下さい.
※当日参加も可能ですが,会場準備の都合上,事前登録にご協力お願い致します.
※本研究会に登録されていない方は、下記にて入会申込みも合わせてお願いいたします。

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 To: jsai-kst-contact-ml[at]aist.go.jp ([at]を@に置き換えてご利用下さい)
 Subject: 第22回研究会参加申し込み
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 知識・技術・技能の伝承支援研究会 [参加申し込み]
 お名前: (姓) (名) 
 ご所属:
 メールアドレス:
 人工知能学会員(はい/いいえ):
 SIG-KST会員あるいは入会希望(はい/いいえ):
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【問い合わせ先】

jsai-kst-contact-ml[at]aist.go.jp ([at]を@に置き換えてご利用下さい)