第36回 知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)
第36回 知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)を下記の要領で開催します。
今回は身体知研究会(SIG-SKL)との共同開催となります。
SIG-SKLとは、過去三年連続で金沢にて研究会を共同開催しています。
今回も、いつもとは違った雰囲気・参加者で議論できることと期待しております。
研究者や企業で実務に携わっておられる方など、多くの方々のご参加をお待ちしております。
【プログラム】
- KST一般講演以外の詳細はSIG-SKLのページをご覧ください
- 09:50 開会
- 10:00-10:20 SKL講演
要旨: 企業内の業務に関する知識・技術・技能の伝承を支援するために、まずはそれらの可視化 と分析、さらには新たな知識の獲得とそれを活用した作業の定型化・自動化が重要である。 既報では、IoT技術を活用して製造現場の活動を可視化するエンドユーザ開発の取り組み について述べたが、本発表ではその取り組みから1年経過して得られた知見と、その他の 活用事例について報告する。特に、安価な小型PCとマイコンを用いた構築システムの稼働 状況と、可視化だけではなく状態認識に基づく自動通知を実現した事例について述べる。
- 10:40-12:15 SKL講演(4件)
- 12:15-13:35 昼休憩
- 13:35-14:50 SKL講演(3件)
- 14:50-15:10 一般講演2(SIG-KST-036-02)
- 複数プロジェクト間の人的資源再配置効率向上のための組織内情報伝達特性改善検討
- ○笈田佳彰(富士通),稗方和夫(東京大),満行泰河(横国大)
- 配布資料(当日配布のみ)
要旨: 情報システム開発プロジェクトの工数見積には不確実性があり,プロジェクト開始後に複数プロジェ クト間でエンジニアの再配置を行う.これらの人的資源の再配置は,有識者の経験と勘に基づいた意 思決定がなされる場合が多い.本研究では,人的資源再配置のための情報伝達の流れをモデル化し, 複数プロジェクト全体の工期を予測するシミュレータを開発する.次に,シミュレーションにより, 組織内の情報伝達経路の改善のための知識を獲得する.
- 15:10-16:05 SKL講演(2件)
- 16:05-16:25 一般講演3(SIG-KST-036-03)
- 認識メカニズムを構成する知能とその発達について
- 〇平方勝,谷口智之,馬沖(海上港湾航空研)
- 配布資料
要旨: 人工知能研究では,フレーム問題が依然,未解決である.これは,人間のような柔軟な対応ができない, すなわち,現状の人工知能には知能が備わっていないことを意味する. 工業製品の製作と同様,人工的に知能を制作するにあたっても概念設計は重要であると考える. そこで,人間の知能とその発達を模倣し,自立を最終目標とした知能の制作を概念設計レベルで検討するため, 機能とそれらの関係を考察し,人工知能制作に向けた検討の契機とする.
- 16:25-16:45 SKL講演
- 16:45-17:00 休憩
- 17:00-18:00 全体討論
- 18:00-18:10 閉会
【発表申し込み】
発表申込〆切:2019年2月15日(金)
原稿提出〆切:2019年3月1日(金)
※今回はSIG-SKLとの共同開催のため、締切が通常の研究会より早く設定されています。
発表申込・投稿の方法や発表形式については、下記のURLをご参照下さい。
http://www.sigkst.org/index.php?site_id=&page=%C5%EA%B9%C6%B5%AC%C4%F8
※今回はSIG-SKLとの共同開催のため、通常の研究会より1件あたりの講演時間が短くなっています。
【参加申し込み】
下記の内容を記入の上、e-mailにてご送付下さい。
※当日参加も可能ですが、会場準備の都合上、3/11(月)までの事前登録にご協力お願い致します。
※本研究会に登録されていない方は、下記にて入会申込みも合わせてお願いいたします。
-------------------------------------------------------------- To: jsai-kst-contact-ml[at]aist.go.jp ([at]を@に置き換えてご利用下さい) Subject: 第36回研究会参加申し込み ---- 知識・技術・技能の伝承支援研究会 [参加申し込み] お名前: (姓) (名) ご所属: メールアドレス: 人工知能学会員(はい/いいえ): SIG-KST会員あるいは入会希望(はい/いいえ): --------------------------------------------------------------