SIG-KST:知識・技術・技能の伝承支援研究会(人工知能学会 第2種研究会)
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第7回 知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)


【日時】

  • 2009年7月13日(月) 13:30-17:15


【場所】


【プログラム】

  • 13:00 受付開始


  • 13:30-13:35 開会挨拶


  • 13:35-14:30 招待講演
    • 講師: Yan Jin先生(南カリフォルニア大学教授)
    • タイトル:Interaction Science & Collaboration Engineering:From Collaborative Design to Enterprise Management

 (講演は日本語です)
 The advances in technologies and globalization have made today’s market relentlessly competitive. 
 Practitioners are trying to maintain their competitiveness by working together more effectively and
 efficiently. The challenge to the research community is how we can device theories, methods, and 
 technologies to improve the current practice of collaboration. In this talk, a research program 
 on Interaction Science & Collaboration Engineering will be presented that attempts to develop concepts,
 methods, technology foundations, and demonstrations of the nature of interactions between 
 non-intelligent and intelligent beings and how technologies may be developed to engineer human 
 collaborations in order to make them more effective and efficient. A cognitive, complex system based, 
 and organizational approach is taken in our endeavor. Example research projects and some preliminary 
 results will be presented.



  • 14:30-15:00 一般講演1
    • 生産プロセスの違いを考慮した組織パフォーマンス評価手法に関する研究
      • 大和裕幸(東京大学),稗方和夫(東京大学),○満行泰河(東京大学)
    • 配布資料

 要旨:
 生産を行う組織の構造によって最適な生産プロセスは異なる。本研究では組織と
 個人スキルの制約の中で必要な所要時間を最小にする作業計画を立案するエンジン
 を開発した。また、ブロック組立工程のケーススタディにおいて、個人のスキルの
 違いによる組織全体のパフォーマンスの変化を開発したエンジンによって定量化す
 ることで、どの構成員のどのスキルを向上させることが組立工程の効率向上に最適
 であるか明らかにし、提案手法の有効性を示した。



 ソリッドスクエア内にある(株)日本海洋科学の船舶ブリッジ業務トレーニング用の
 操船シミュレータ設備の見学を行います


  • 15:30-15:45 休憩


  • 15:45-16:15 一般講演2
    • ビジネスプロセスシミュレーションによるプロセス改革支援
      • ○鈴木陽一郎(日本海洋科学), 小山秀夫(千葉大学), Yan Jin(南カリフォルニア大学), 姜嘉禧(日本海洋科学)
    • 配布資料
    • 参加者からの質問とコメント

 要旨:
 本研究では、マネージャーたちがプロセス改革において、定量的な分析に基づいた
 判断を可能にするためのシミュレーションモデル(SBPM:Service Business Process Model)
 及びシミュレーションシステムを開発した。そして、本システムを用いて、製品開発など
 産業界において広く一般的に用いられている2つのプロセス「製品ベースプロセス」及び
 「機能ベースプロセス」について検証を行った。


 要旨:
 本研究は医療事故を未然に防止するために医療現場の状況を経験の少ないスタ
 ッフでも簡単に把握できるように医療スタッフを支援する人的感覚を持つ環境
 監視機能の実現を目指す。人は監視カメラや各種センサー信号から状況判断を
 行うために、個人の経験やノウハウを利用している。そこで医療スタッフが持
 つ状況判断のための経験やノウハウを登録することができれば、監視カメラや
 各種センサーからの信号を人の感覚に近い情報に変換することが出来る。する
 と人の感覚に近い判断基準により環境監視することのできる環境監視機能の実
 現が可能となる。



 要旨:
 人的資源管理において、従業員の労働生産性を高めるためには、「労働能力の向上」と
 「労働意思の向上」の双方が必要である。「労働能力=職務遂行能力」を高める手法は、
 業界および企業における長年の職業教育を通じて高められてきた。一方、「労働意思=
 モチベーション」については、最近とくに注目されているものの、様々な取り組みが模
 索されている。取り組み事例を紹介し、上司と部下とのコミュニケーションを促進する
 ことで、個人から組織学習へと昇華させていくアプローチを提案したい。


【参加費】

無料
(人工知能学会非会員も無料)

【参加申し込み】

下記の内容を記入の上,e-mailにてご送付下さい.
※当日参加も可能ですが,会場準備の都合上,事前登録にご協力お願い致します.

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  To: jsai-kst-contact [at] m.aist.go.jp ([at]を[@]に置き換えてご利用下さい)
  Subject: 第7回研究会参加申し込み
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  知識・技術・技能の伝承支援研究会 [参加申し込み]
  お名前: (姓) (名) 
  ご所属:
  メールアドレス:
  人工知能学会員(はい/いいえ):
  SIG-KST会員あるいは入会希望(はい/いいえ):
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【発表申し込み】

発表申込〆切:2009年06月22日(月)
原稿提出〆切:2009年07月06日(月)
発表申込・投稿の方法や発表形式については、下記のURLをご参照下さい。
http://www.sigkst.org/index.php?site_id=&page=%C5%EA%B9%C6%B5%AC%C4%F8

【後援】

株式会社日本海洋科学

【問い合わせ先】

jsai-kst-contact [at] m.aist.go.jp ([at]を[@]に置き換えてご利用下さい)