SIG-KST:知識・技術・技能の伝承支援研究会(人工知能学会 第2種研究会)
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第27回 知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)


第27回 知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)を下記の要領で開催します。

今回は身体知研究会(SIG-SKL)との合同開催となります。

SIG-SKLとは、これまでも人工知能学会合同研究会で連携開催してきました。
今回、初めての試みとして二研究会のみにより金沢にて合同で開催します。
場所を変えることでこれまでとは違った雰囲気・参加者で議論できることと期待しております。

研究者や企業で実務に携わっておられる方など、多くの方々のご参加をお待ちしております。


【日時】

  • 2016年3月4日(金) 9:20-20:00


【場所】


【参加費】

無料 (人工知能学会非会員も無料)

【プログラム】



  • 9:20-9:30 開会


  • 9:30-09:50 SKL一般講演
    • ジャグリングの熟達における思考過程の分析
      • 内山光太,伊藤毅志(電通大)


  • 9:50-10:10 SKL一般講演
    • チェロ演奏動画の目視によるデータ獲得と演奏スタイルの分類
      • 古川康一,升田俊樹,西山武繁(慶應大)


  • 10:10-10:30 KST一般講演1(SIG-KST-027-01)
    • 作業員のスキルを考慮した船舶建造プロセスへの生産設備導入に関する研究
      • 満行泰河,稗方和夫,大和裕幸,○松原洸也(東京大)
      • 配布資料

 要旨:
 造船所での新規生産設備導入は、作業速度や費用に加え、手直し作業の原因となる
 製品の製造誤差にも影響を与える。また、作業員のスキルの高低によっても製造誤差は影
 響を受ける。本研究では、船舶建造プロセスにおける生産設備の導入効果を、作業員のス
 キルを考慮したうえで評価する手法を提案する。その評価には製造誤差に基づく手直し作
 業を考慮した生産プロセスシミュレーションを用いる。船舶部材の工作精度評価システム
 導入を例として、提案手法の有用性を検証する。


  • 10:30-10:50 SKL一般講演
    • 重心運動を指標としたパーキンソン病の潜在リスクの推定
      • 日高昇平,Wannipat Buated,藤波努(北陸先端大)


  • 10:50-11:10 KST一般講演2(SIG-KST-027-02)
    • 研究図書館の活動成果の関連付けによる知識活用支援に関する研究
      • ○中村覚,大和裕幸,稗方和夫,満行泰河(東京大),牧野元紀,會谷佳光(東洋文庫)
      • 配布資料

 要旨:
 東洋文庫をはじめとする研究図書館の役割は、主に「図書等の研究資料の管理」
 「研究者による研究活動」「展示による啓蒙活動」である。これらの活動は相互に依存し
 ており、研究者は所蔵資料に基づく研究を行い、それら資料や研究成果を展示を通して一
 般に公開する。しかし、これらは担当組織の違い等により、密に連携しているとは言いが
 たい。本研究では、これらの活動成果をLinked Dataを用いて関連づけ、研究図書館におけ
 る知識活用を支援することを目的とする。


  • 11:10-11:30 SKL一般講演
    • 加速度センサーを用いた回転物体の運動解析
      • 野田茂穂,姫野龍太郎,奥野敬丞(理研)


  • 11:30-12:30 昼食と移動



  • 14:00-15:00 休憩


  • 15:00-15:20 KST一般講演3(SIG-KST-027-03)

 要旨:
 パッケージソフトや既存システムの改修において,改修対象となる機能の規模の見積りにおける具体的なWBS(Work Breakdown Structure)等の
 作業全貌の把握作業には,システムの全体構成や個々の機能の詳細に関する知識が不可欠であり,豊富な経験と高度なスキルを有するベテランSEの
 ノウハウが必要である.本研究では,パッケージソフトや既存システムの設計書に記述されている情報を基に,作業全貌の把握作業時にベテランSE
 が頭に思い描いている,改修の影響範囲や改修における各機能の重要度などの設計情報を,簡単に把握できる形で可視化し,作業全貌の把握作業を
 支援するシステムを提案する.


  • 15:20-15:40 SKL一般講演
    • 身体知の言語化とその段階モデル
      • 山田雅敏,里大輔,坂本勝信,小山ゆう,松村剛志,砂子岳彦,竹内勇剛(常葉大)


 要旨:
 著者らは企業の製品企画・開発力の強化につながる議論の可視化と共有を支援する
 ために、グラフ構造で知識とその関係性を記述するソフトウェア「デザインブレインマッ
 ピング(以下、DBM)ツール」の研究開発を実施している。DBMツールは専門家の知識を形
 式知化するための記述ツールとして開発が開始されたが、現在はブレインストーミングに
 代表される議論の過程を支援するための機能追加が実施されている。本発表では、議論の
 過程を支援する機能の一つとして、Web技術に基づく知識検索の導入について述べる。


  • 16:00-16:20 SKL一般講演
    • 全身協調バランス・スポーツ“スラックライン”の身体技能
      • 児玉謙太郎,菊池雄介,山際英男(神奈川大)


  • 16:20-16:40 KST一般講演5(SIG-KST-027-05)
    • ダイエットや健康増進を支援する活動量計の新たな活用提案
      • ○坂口憲一(テクノソリューション)
      • 配布資料

 要旨:
 社会保障費の抑制・削減のためには生活習慣の改善が必要であり,様々なダイエットや健康増進策とともに,
 活動量計も注目されている.活動量計は日常生活のエネルギー消費量に加えて,心拍数や睡眠時間等のバイタ
 ルデータも測定し,SNSで共有できるが,測定精度の向上や測定結果の有効活用が課題となっている.
 本稿では短期的な減量数値ではなく,継続的な体重維持を実現するための行動変容を促すことを目的とし、
 活動量計の新たな活用方法を提案する.


  • 16:40-17:00 SKL一般講演
    • スキルとしての日本酒の味覚言語化
      • 福島宙輝(慶應大)


  • 17:00-17:15 休憩


  • 17:15-20:00 小シンポジウム「味の創造と継承」
    • 「日本酒の味わい」
    • 「味覚センサーを使った日本酒の評価」
    • 「JAISTでの味覚センサー活用事例」



  • 20:00 終了


【参加申し込み】

下記の内容を記入の上、e-mailにてご送付下さい。
※当日参加も可能ですが、会場準備の都合上、3/1(火)までの事前登録にご協力お願い致します。
※本研究会に登録されていない方は、下記にて入会申込みも合わせてお願いいたします。

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 To: jsai-kst-contact-ml[at]aist.go.jp ([at]を@に置き換えてご利用下さい)
 Subject: 第27回研究会参加申し込み
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 知識・技術・技能の伝承支援研究会 [参加申し込み]
 お名前: (姓) (名) 
 ご所属:
 メールアドレス:
 人工知能学会員(はい/いいえ):
 SIG-KST会員あるいは入会希望(はい/いいえ):
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【発表申し込み】

発表申込〆切:2016年2月12日(金)
原稿提出〆切:2016年2月26日(金)

発表申込・投稿の方法や発表形式については、下記のURLをご参照下さい。
http://www.sigkst.org/index.php?site_id=&page=%C5%EA%B9%C6%B5%AC%C4%F8
※今回はSIG-SKLとの合同開催のため各講演時間が20分と短くなっております。

【問い合わせ先】

jsai-kst-contact-ml[at]aist.go.jp ([at]を@に置き換えてご利用下さい)