第20回 知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)
第20回 知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)を下記の要領で開催します。
今回は第14回研究会および第17回研究会と同様に人工知能学会合同研究会の一部としての開催です。
発表者、聴講者のいずれの方も、合同研究会2013Webサイトにおいて事前に参加登録をお願いします。
今回も身体知研究会(SIG-SKL)との連携企画として、パネルディスカッションを実施します。
(2013年10月18日追記)講演キャンセルが1件出てしまったため、プログラムを修正しました。開始時刻が当初より30分遅くなります。
【プログラム】
- 10:30 受付開始
- 10:55-11:00 開会挨拶
- 11:00-11:30 一般講演1(SIG-KST-2013-02-01)
- 造船工程へのAR(Augmented Reality)技術の適用について
- 松尾宏平, ○白石耕一郎, 藤本修平 (海技研)
- 配布資料
要旨: 職人の技能をサポートすることを目的に、最新のICT技術を 用いたAR(Augmeted Reality)技術を造船に適用する研究につ いて紹介する。これまで開発した曲げ加工をサポートする ARアプリの紹介のほか、幅広い工程にどのようにAR技術が 展開できるかについて考察する。
- 11:30-12:00 一般講演2(SIG-KST-2013-02-02)
- 中小製造業における技能・技術伝承の実態に関するアンケート調査
- ○太田悠介 (芝浦工大)
- 配布資料
- 発表資料
- 参加者からの質問とコメント
要旨: 中小製造業が抱える技能伝承の問題を横断的に抽出・分析し、今後の方策について 検討していくことを目的に製造業に携わる中小企業6,053社(回答率16.9%)に対して 技能伝承の取り組みに関するアンケート調査を行った。取組上の問題や標準化の状 況について設問を設けた結果、管理の行き届き具合により様々な問題が発生するこ とが示唆された。また、標準化そのものについてはそういった発想自体がし縁遠く なっていることが明らかになった。
- 12:00-13:30 昼食
- 13:30-14:00 一般講演3(SIG-KST-2013-02-03)
- 実使用環境での蓄電池寿命推定法の研究
- ○加地健太郎,田中謙司, 島本卓也, 田中竜太 (東京大)
配布資料(当日配布のみ)- 参加者からの質問とコメント
要旨: 本研究は,社会インフラに用いられる大型リチウムイオン蓄電池について, 任意の電池使用環境にて電池性能の劣化を推定可能な手法を設計することを目指したものである. その構成要素として,電池の性能劣化速度と劣化に寄与するパラメータの相関関係を導き, その相関関係と実際の用途における電池使用条件から将来の電池性能の劣化を予測し, 任意の電池使用環境にて蓄電池の寿命を推定可能な手法を構築したものである.
- 14:00-14:30 一般講演4(SIG-KST-2013-02-04)
- 屋内測位と行動計測に基づく従業員スキルの把握・評価に向けて
- ○蔵田武志, 福原知宏, 天目隆平, 牧田孝嗣, 興梠正克, 大隈隆史 (産総研)
- 配布資料
- 参加者からの質問とコメント
要旨: 本発表では、日本食レストラン、老人ホーム、旅館等の複数のサービス現場における 屋内測位を含む行動計測技術や可視化手法の適用事例について概説する。 主に、CSQCC(コンピュータに支援されたQC活動)、エスノグラフィの効率化、及び 経営側が持つ高スキル従業員像の可視化について触れる。
- 14:30-15:00 ディスカッション
- 運営委員からの話題提供
- 参加者による議論
- 15:00-15:45 交流ブレイク(合同研究会共通)
- 15:45-16:45 パネルディスカッション:「一人称視点でみる技能伝承の諸問題」
- 身体知研究会との連携企画
【発表申し込み】
発表申込〆切:2013年 9月12日(木)
原稿提出〆切:2013年10月17日(木)
(※合同研究会での開催のため、申込〆切が通常の研究会より早く設定されてます。)
発表申込・投稿の方法や発表形式については、下記のURLをご参照下さい。
http://www.sigkst.org/index.php?site_id=&page=%C5%EA%B9%C6%B5%AC%C4%F8
【参加申し込み】
下記の内容を記入の上,e-mailにてご送付下さい.
また、合同研究会2013Webサイトにおいて事前に参加登録をお願いします。
※本研究会に登録されていない方は、下記にて入会申込みも合わせてお願いいたします。
-------------------------------------------------------------- To: jsai-kst-contact-ml[at]aist.go.jp ([at]を@に置き換えてご利用下さい) Subject: 第20回研究会参加申し込み ---- 知識・技術・技能の伝承支援研究会 [参加申し込み] お名前: (姓) (名) ご所属: メールアドレス: 人工知能学会員(はい/いいえ): SIG-KST会員あるいは入会希望(はい/いいえ): --------------------------------------------------------------